生命のメッセージ展in早稲田大学2007を終えて 〜代表あいさつ〜

このたび昨年12月4日〜9日に開催いたしました「生命のメッセージ展in早稲田大学2007」にご来場いただきましてありがとうございました。無事開催を終えたことを報告するとともに、厚くお礼申し上げます。

本年度も早稲田大学をはじめ、他大学や専門学校からも新しいスタッフを募り、学生スタッフ総勢50名で運営・企画を遂行することができました。本年度は映画『ゼロからの風』も始まり、今まで以上に、学生の間で生命のメッセージ展が知られるようになってきました。メッセージ展in早稲田大学は2004年から始まり、今年度で四回目を迎えることができました。私たちスタッフがもっとも思いや現状を伝えたい、学生をはじめとする若い世代にメッセージを発信し、すこしずつではありますがその輪が広がっていることを実感しております。

今回の企画場所は例年通り三箇所で行いました。ひとつは学生会館の入り口のアトリウムで、幼い頃の写真や家族と一緒に撮った4面体の写真や、11月の早稲田祭で上映した映画『ゼロからの風』の来場者の感想文、今までの早稲田大学開催の歩みについて常設の展示をしました。ふたつ目は演劇練習室で、6日(木)に岩嵜悦子さん、7日(金)に小島菜友香さんのご遺族講演会を、9日(日)に鈴木共子さんによる詩の朗読と生命のメッセージ展をテーマにしたミニコンサートを開催致しました。そしてメイン会場の多目的ホールではメッセンジャー128体を展示。クリスマスをみんなでお祝いするようなかたちで、中心にクリスマスツリーを置き、そのまわりをメッセンジャーが囲むかたちをとりました。4日(火)には瓦田尚さんによるバイオリン演奏、9日(日)のエンディングセレモニーでは、アーティスト杉山裕太郎さんとともに、スタッフとメッセンジャー全員でクリスマスソングの合唱、最後にスタッフ一人ひとりのメッセージ展への想いを込めた挨拶で終えました。

開催期間中、15年前に4歳でお子さんを亡くしたお母さんが訪問。メッセンジャーの前で「お前に会いたかったよ」と合唱。生きていれば現在僕らと同じ大学生だったAさん。二人のお子さんを亡くして、毎回どの会場にも足を運んでいるという、今回は胸に6人目と言われる赤ちゃん抱いて来場されたBさん。メッセージ展に参加されてまだ日の浅い、遺品の風車を置きにきたCさん。突然の事件で思いや夢を断たれた被害者の姿に涙を浮かべ、すすり泣く多くの来場者と出会いました。 今回のメッセージ展を通じて、改めて不条理な形でなくなってしまっている方が多くいることを感じました。また、このようなことは決して自分に関係のないことではなく、いつでも自分の身近に起きる出来事であるということも感じました。 来場者として足を運んでいただいた方にはもちろんのこと、メッセージ展の存在を知っている方にこの現実を伝えて言ってほしいと願ってやみません。また私たち大学生スタッフも若い人たち、特にこれから免許を取得する大学生にこのことを伝えねばという気持ちをあらたに感じたと思います。 家族の想い、悲しみ、優しさが感じられたこの一週間は、生きるとは何かを考える機会を得られた貴重なものでした。ありがとうございました。今後も早稲田大学で、このメッセージ展を多くの大学生に伝えていきたいと思っております。             

生命のメッセージ展in早稲田大学2007 代表 吉田英史


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